この世界の片隅に こうの史代

小説の書評と感想
「この世界の片隅に」を読んだ。ひさびさの戦争もの。もうずっと戦争ものからは距離を置いていた。だってさ。読んだら絶対に「落ち」る。ずし……って。重い暗いどんよりした気分になる。落ち込む。なんでわざわざ憂鬱にならなきゃいかんのか。精神の健康のためにも避けた方がいい。そう思っていた。けれども。ほのぼのしたやさしい絵柄だし、日常生活メインだし、で手に取った。ほんのりせつないけどあたたかい感動に包まれるんじゃない?ーって。違った。真綿に細い鋭い棘が仕込まれてるように、ふわっとした絵柄でのほほんとした雰囲気で、ぶっすりと深く奥まで刺してくる。やっぱり痛いじゃん。   広島の原爆ドームも平和記念資料館も行ったことあるし、鹿児島の知覧の特攻平和会館も行ったことがある。 一生に一度は行くべきだと思う。(知覧の特攻記念館は3回行ったけどさ) 色々知って、いろんなことを考えるのも大事だと思う。   でも、もう行きたくないなぁ。あんまり考えたくもない。 ほんと、きっつい。 この世界の片隅に コミック 全3巻完結セット (アクションコミックス) [コミック]こうの 史代双葉社2009-04-28         人気ブログランキング    にほんブログ村         
Source: 小説

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