「マネーマッド」岸 正龍

ビジネス書の書評と感想

【私の評価】★★★★☆(80点)

■この本は、著者が26歳までに
 経験したほぼ実話どおりの
 フィクションだという。

 著者は大学で劇団員となり、
 三島という憧れの役者と出会うも
 三島は役を取るために借金を負い
 カネのために自殺してしまう。

 この世の中はカネなのか?

 著者はカネに復讐するために
 カネを手にし、自分がビッグ
 になることを誓うのです。

・カネは強いよ。大きなものを動かそうと志すなら、まずカネだ。カネに媚びなくていい状態になれて初めて理想は理想として成り立つ・・カネがないと実現できないか、いつかカネに食われてしまう(p67)

■著者は日本初のロックフェスを
 開催する資金を集めるために
 裏ビデオを販売して大金を稼ぎました。
 (ナゼ裏ビデオ?)

 しかし、仲間にそのカネを
 持ち逃げされたうえに、
 暴力団に拉致されて借金づけ。

 これでは三島と同じではないか。

 そして、その借金を返すために
 その暴力団員と組んで詐欺的技術で
 競馬必勝ソフトを売って
 借金を返すのです。

 こんな推理小説のような
 アンダーグラウンドのシナリオが
 ありえるのでしょうか?

・実績作れば儲かる仕事がもらえるなんて、才能や労力を安く使うために作られた幻想だ。儲かるのはカネを出したヤツと仕組みを作ったヤツ(p78)

■自分を裏切った仲間とは、
 後で片を付けるのですが、
 それは本書にて。

 違法な手段でカネを手にしようと
 する姿勢には納得でいないものの
 小説としては先が読めず
 面白いと思いました。

 

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