「日本創成論」糸川 英夫

ビジネス書の書評と感想

【私の評価】★★★☆☆(79点)

■戦闘機はやぶさ開発に関わり、
 日本のロケット開発の父と言われる
 糸川先生の一冊です。

 バブル経済のピーク1990年に
 書かれているだけあって
 奢れる日本への警鐘となっています。

 当時の日本は盛田昭夫と石原慎太郎が
 「「NO」と言える日本」を出版し
 話題となっていました。

 日本の奢りのピークと言えるでしょう。
 石原慎太郎氏は国際的な問題を
 作り出す能力を持っているようです。

・「「NO」と言える日本」・・仮に日本が、半導体をソ連に売ってアメリカに売らないと言えば・・量子物理学が誕生する過程で、日本人はなんらの寄与もすることなく、しかし、量子物理学の上に立った半導体では世界一の金儲けをした・・日本に対する欧米の反感をいたずらにかきたてるものでしかないからだ(p86)

■こうしたエコノミック・アニマル
 と世界からの批判される状況に
 ローマに滅ぼされたカルダゴを
 例に日本人に警告しています。

 欧米では日曜日は思索の時間として
 デパートもスーパーも閉まって
 いる。

 日本では経済効率だけを考えて
 土日のみならず24時間営業の
 店もある。

 これでは日本人がエコノミック
 アニマルと思われても
 仕方がないではないか。

 休みも取らず、娯楽もせず
 経済的繁栄しか頭にないカルダゴ人が
 なぜローマに滅ぼされたのか
 考えてほしいということです。

・経済的繁栄しか頭にないカルタゴ人は、日曜日にも休まずにせっせと働いた。カルタゴには、当時のギリシアやローマの都市には必ずあっ

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