「エリザベート」2019年2回目

小説の書評と感想
●2019年6月25日ミュージカル「エリザベート」(帝国劇場)出演:花總まり 古川雄大 平方元基 京本大我 未来優希 涼風真世 成河今年のエリザベート二回目。前回は2階席でしたが、今回は1階前方席だったので、見え方が全く違って、下から見上げるようでした。花總シシィ、古川トートのお顔がよく見えて嬉しかったです。花總シシィはやはり美しくて、表情豊かでした。物語が進むにつれて表情の変化が抑えられ、境遇への絶望、諦念、そしてシシィ自身の老いを表していくのがわかります。一方のトートは初めから終わりまで若々しく年をとりませんよね。人間と、人間にあらざるものの対比が際立ちました。前回公演の時の井上トート(今回はまだ観ていない)は、花總シシィに寄り添うようなところも垣間見え、もしかしたらシシィが作り出した幻影なんじゃないかとさえ思ったものでしたが、古川トートは絶対者として存在しているように見えます。そういう意味ではむしろ山口トートに近いんじゃないかとさえ思えます。古川トートはとにかく美しくて、陶酔感に見る者をさそいます。歌は正直ちょっと軽いかなと思うところもありますが、トートは観念的な死の擬人化でもあるので、決まった形はなくてもいいのだと思います。役替わり、今回のフランツ役は平方元基、ゾフィーは涼風真世でした。涼風ゾフィーは香寿ゾフィーと全く違う役作りで、シシィとの関係で嫁姑問題にフォーカスしているようです。とにかく怖い姑なのです。平方フランツは残念なことに、うまく年をとっていく感じが出ていません。皇帝としての威厳ももっと欲しいところでした。ルドルフ役は京本大我でした。前回公演のときよりもさら

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