季刊同人歌誌「COCOON」Issue12を読む

小説の書評と感想
 季刊同人歌誌「COCOON」Issue12を、ほぼ読み了える。 到着は6月18日の記事、1冊と2誌が届く、で報せた。 同・Issue11の感想は、先の4月3日の記事にアップした。リンクより、過去号の記事へ遡れる。概要 2019年6月15日・刊。ほぼA5判、87ページ。短歌作品欄は、1ページ1段、6首組み。 結社「コスモス短歌会」の若手歌人(1965年以降・生まれ)を同人とする。代表:O・達知さん。感想 社会主義崩壊後の資本主義は、労働者の生活や生命を顧みない、低賃金、使い捨て、殺人(過労死)さえ犯すものになった。単身赴任という、家庭を引き裂く使役が出た頃から、怪しいと僕は思っていた。僕は危うく立場的に、年齢的に逃れ得た。 M・芙季さんの投げ遣りな心情、K・玲音さんの「だれよりも悲惨でいたい」と破綻的な心情が見られる。引用 O・淳子さんの「さみしくはないはずなのに」12首より。降りだした雨にまじりて血の匂う懸命に生きることに疲れた 懸命に頑張れば、利用されるだけで、成功に結び付かない、現状を知らされる。 O・達知さんの「強気」12首より。生きてゆくこころぐるしさ減らそうとあっち見ながらゴミ出しをせり 「苦しさ」を感じるのは、比較する「楽さ」を知っている、比較的に年嵩の勤労者に多いようだ。  このような時代に、短歌同人等の仲間、家庭に寄り合うなどして、生きるしかないのだろう。

Source: 小説

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