広告をナメたらアカンよ。

書評総合
本日は山本高史氏の
広告をナメたらアカンよ。
です。

本書は好きな著者である、山本高史さんの著書なので
興味を持って購入しました。

著者の山本氏はクリエィティブディレクター、コピーライター
として活躍しながら、関西大学で社会学の教鞭もとっておられます。
広告の作り方でも教えているのかな、と漠然と思っていましたが、
この本を読むとよく分かりました。
広告は世の中を写すので、社会の研究にはうってつけの題材なのです。
普通のアート作品や映画などには作り手の個性が現れます。
しかし、広告は受け手にしてみれば、元々不要なコミュニケーションなので、
どこまでも受け手(その時の社会)に寄り添って作られるのです。
ですから、広告を分析すれば、その時の社会情勢がわかるということです。
本書では、そんな視点で、大ヒットした広告から、
その当時の世相がどうであったか鋭く分析してくれます。
 
このような頭の使い方をしていれば、
時代がどのような方向に進もうとしているのか、
おぼろげながらも、つかめるようになるのかもしれません。

マーケティングなどの仕事をしていて、
「世の中の流れをつかみたい」と思う人にお薦めの一冊です。
広告とは、時代を映す鏡なのだと気づかされるでしょう。

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Source: 理系

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