ミュージカル「レベッカ」

小説の書評と感想
●2019年1月24日「レベッカ」(シアタークリエ)出演:山口祐一郎 平野綾 石川禅 吉野圭吾 今拓哉tekkan KENTARO 出雲綾 森公美子 涼風真世1月に久々に「レベッカ」を観ました。お金持ち貴族マキシム・ド・ウィンターと結婚した「わたし」が、事故死したマキシムの前妻レベッカの影に怯えながらも真相を知らされていく、という話。原作も読んでないし、舞台ももうだいぶ前に見たきりなので、ほぼストーリー忘れてて、かえってドキドキしながら観ました。初演からずっと演じ続けている山口祐一郎さんがマキシム役。以前はなんとなくリアリティのない演技が不満だったのが、彼の境遇と精神を考えると、その虚ろさが逆に裏がありそうかも、と今回思えました。実はレベッカの死には彼が隠している秘密があって…というパターンですが、マキシムの紳士的な上っ面の陰の陰鬱さ、逆上気質を山口さんが表現していて、それが徐々に表れてくるのも怖かったです。「わたし」役は平野綾でした。単におどおどした性格ではなく、強気が時々顔を出すところをうまく演じていました。どんな芝居でもそこの空気感にすんなりと溶け込んで、適切な演技をするのは彼女の特徴だと思います。見どころの一つダンヴァース夫人役は涼風真世。これが本当怖かった。演技はもちろん、「わたし」の胸をドンと押すところなど、あ、殺す気だ!と思いましたよ。お話は、サスペンスにしては謎解きというほどのこともなく、むしろここにはもういないレベッカの幻が主人公をさいなむ幻想ホラーといったテイストを感じました。ただ、前に観た時から感じていたことですが、サスペンス味とホラー味がうまく噛み合って

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