心の自由

小説の書評と感想
好きな人、いますよね。好きな作家さん、好きな芸能人、好きなブロガーさん……憧れていたり尊敬していたり、感動したり。好きで好きで傾倒することもあると思う。だけど、たまに「ん?」って思うこともあるんじゃないかと思う。恋愛観だったり政治思想だったり。金銭感覚や教育方針、生き方や問題解決法。「あれ?そういう考え方するんだ……?」って。尊敬する人が「コッチだ」と言えば、そっちに流れてしまうこともあるかもしれない。たしかにそうだな、って説得されることもあるかもしれない。あの人が「コッチだ」と言うならそうなのかも。チクリと感じた違和感より、好きな人に寄り添いたい気持ち、あの人に同調したい気持ちが大きくて。大好きなあの人。心酔すればするほど、あの人の言う通りにしたい、あの人の言葉を否定したくない、と思う。だけど、どうだろう。大好きなあの人が「コッチだ」と言わなかったら、あなたは「コッチ」を選んだだろうか?本当は「アッチ」を選んではいなかっただろうか?人と人は違うのだから、なにもかもが一致しなくてアタリマエ。尊敬する人が言うことは、正しいかもしれない。だけど、正しくなくてもヘンテコでも、自分が「アッチ」だと思うなら、そう思ったことは間違いじゃない。自分が「アッチ」だと思ったことは、尊い。誰かに自分の考える自由を明け渡さないで。たとえその相手が素晴らしい人で、自分が凡人だったとしても。その人が、偉大な人、好きな人、尊敬する人であったとしても。感じて、思って、考える。それは素晴らしい人や賢い人やステキな人の専売特許じゃない。勉強ができなくても、忘れっぽくても、いいかげんでも、短気でも、移り気でも、子

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