「知的余生の方法」渡部 昇一

ビジネス書の書評と感想

【私の評価】★★★★☆(81点)

■英文学教授であり、多くの著作を持つ
 渡部さんの老後の考え方です。

 本書を書いた平成22年には
 渡部さんは80歳ですから
 老後の生活はよくわかっている。

 老後に何をしていくのか、
 と考えれば
 やはり自分のやりたいことを
 やっていくのが幸せなのでしょう。

・「どうせ死ぬのだから何もしない」というのは、
 「どうせまた腹が減るのだから飯を食わない」
 に通ずる考え方ではないだろうか(p142)

■そのためには、若いときからの
 蓄積が大事とのこと。

 仕事が好きであれば、
 仕事に集中すればいい。

 仕事以外に興味があれば、
 仕事に悪影響がない範囲で
 コツコツと勉強すればいいのです。

・自分が興味を持ったものを、毎日毎日、
 少しずつでもいいから勉強していく。
 この小さな蓄積が、定年と同時に
 花開くことにつながるのだろう(p34)

■引用先がしっかりしているのが
 印象的でした。

 そして、
 私も50歳になりましたので、
 参考になりました。

 渡部さん、
 良い本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・荒垣秀雄・・朝日新聞の
 「天声人語」の名コラムニスト・・
 その荒垣氏がふとこう洩らされた。
 「晩酌の習慣のある記者で
 本を書いた者はいないね」と。(p35)

・漢字学者の白川静先生・・
 毎日規則正しく仕事をし、
 規則正しく散歩することが、
 「健康の秘訣」だとおっしゃった(p58

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