118 十二人の死にたい子どもたち 冲方丁

小説の書評と感想
十二人の死にたい子どもたち [単行本]冲方 丁文藝春秋2016-10-15珍しくハードカバーです。集団自殺を募集するサイト経由で集まった12人が、安楽死を決行するのに必要な条件は、全会一致。死にたい理由も死にたい熱量もそれぞれの12人が下す結論とは!!な話なんですけど。帯にはミステリーの文字もあるんですけど。それぞれの人生と価値観を背景に、言いたいことをぶつけ合う少年少女の話です。途中謎解きは入りますけど、そんなにそこは気にならないかな。むしろ、面倒でうっとうしい性格のキャラクターが複数いるのが辛い。10代だし、そういうのがいるのはすごく理解できるんですけど、私がそんなに若くなくなった(笑)目次と、60ページくらいを読めば、結末はなんとなく読めます。本懐を遂げてほしかったなぁと思う子もいました。死にたい理由が親由来の子がいると、切なくなりますね。親は選べない。生まれてこない方がよかったなんて思わない。なんて10代で出てくるセリフなのかな、とか思う。

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