『失われゆく日本 黒船時代の技法で撮る』縄文時代から受け継がれてきた知恵にこそ、現代の問題を解決するヒントがある

書評総合



失われゆく日本 黒船時代の技法で撮る

作者:エバレット ケネディ ブラウン
出版社:小学館
発売日:2018-08-03












エバレット・ケネディ・ブラウン氏は、現代では極めて稀な湿板光画を使ったフォトジャーナリストである。湿板光画とはガラスに感光溶剤を塗布した板で写真を撮影する技法で、1850年代から普及し、乾板写真が発明される1870年代までの短い期間使われていた。日本にも、江戸幕末期の安政年間(1854-1860年)の初めに輸入され、墨絵のような表現力で味のある世界を数多く映し出してきた。
エバレット氏は現在、京都近郊で滋賀県の月心寺に居を構えながら、1860年代に作られた古いカメラとレンズを使って、自身が「タイムマシン」と呼ぶこの湿板光画の技法で時を超えた日本の記録に取り組んでいる。
生まれはアメリカのワシントンD.C.で、若い頃に世界中を旅して回り、29歳の時に日本に移住し、一時はEPA通信社日本支局長を務めていたが、今は元公家の近衛忠大氏らと設立した会所プロジェクト理事、京都府観光推進顧問、IBMビジネス&カルチャーリーダー会議世話人、日本文化デザインフォーラム幹事、駐日アメリカ大使館写真講師を務めるなど精力的な活動を続けている。
その作品は、NHK、ナショナル・ジオグラフィック、ニューヨーク・タイムズ、CNN、ル・モンドなど国内外のメディアに数多く取り上げられている。
なぜアメリカ生まれのエバレット氏が日本で湿板写真家になるに至ったの

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