「あんな「お客(クソヤロー)」も神様なんすか? 「クレーマーに潰される! 」と思った時に読む本」菊原 智明claim

【私の評価】★★★★★(92点)
■トヨタホームでクレームに苦しみ、
しつこいお客様を避け、
後輩と愚痴を言い続けていた著者は、
典型的なダメ営業マンでした。
クレームによって
寝れない夜を過ごし、
食べ物がのどを通らない。
著者は、まさにクレームで
死ぬ目に合ったのです。
・些細なことを怒り狂うお客様・・
小さなことが一大事・・(p116)
■クレームに悩み、
自暴自棄になった著者は、
会社を辞めようと考え始めました。
そして、最低なことに
「お客様を減らそう!」と考え、
否定的な対応をはじめたのです。
あるとき消音壁をつけたいという
お客様に、その消音壁は
あまり効果がないことを伝えました。
すると、お客様は、
「教えてくれてありがとう」
と、感謝してくれたのです。
・トップ営業マンへの転身のきっかけが、
正に、「今まで隠していたクレームを
お客様にお伝えするようになった」
ことだったのです(p195)
■「あれ!?」
今まで隠していた商品のダメなところを、
お客様に伝えたら、逆に感謝された。
それから「過去のクレーム」を
ニュースレターにして
お客様に提供しはじめました。
そして著者は四年連続
トップ営業マンとなり、
コンサルタントとして
独立したのです。
・「営業マンの最大の使命」とは
いったいなんなのでしょうか?
それはズバリ、
「過去のお客様の失敗を、
次のお客様にお伝えすること」(p193)
■仕事を受注するために
商品の悪いところ
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