114 螺鈿迷宮 海堂尊

小説の書評と感想
新装版 螺鈿迷宮 (角川文庫) [文庫]海堂 尊角川書店2013-07-25桜宮サーガです。まったり医学生が病院へ潜入したら、重苦しいどたばた騒動に巻き込まれ、現代の医療の問題を知ることになる、というようなお話です。キャラクターがそれぞれに濃くて、それぞれがどたばたするから、脳内では大暴れの一団ができあがります。楽しい。医療の現場と理想、、官僚の妄想はそれぞれが別の方向を向いているし、見ているものも違うから、食い違う。官僚が指示を出すから、すべての割を食うのは、現場。そんな構図はこれまで読んだジーン・ワルツやマドンナ・ヴェルデ 、モルフェウスの領域やアクアマリンの神殿にも通ずるものがありました。最後の解説を読んでいると、まだまだ奥深い桜宮サーガが現れてきて、読みたい本が、また増えました。うれしい悲鳴。ぎゃー!!

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