貴族探偵

小説の書評と感想
貴族探偵
麻耶雄嵩
2013年11月19日第3刷
集英社文庫
 
ウィーンの森の物語
とある山中の別荘で、会社社長の遺体が発見される。密室で発見されたその遺体の手首には切り傷があり、血中からは睡眠薬も検出された。自殺にも見える状況だが、室内からは密室工作を行った跡が。警察が捜査に乗り出した矢先、執事を従えた若い男、自称「貴族探偵」が現れて…
 
トリッチ・トラッチ・ポルカ
首と両腕が切り取られ、廃倉庫に横たわる全裸の遺体。頭部や腕はほどなく見つかり、容易に容疑者が絞り込めたものの、そこには鉄壁にアリバイが。そのアリバイを崩すべく捜査を進める刑事の前に、メイドを連れた若い男の影が見え隠れする。
 
こうもり
傷心&卒業旅行で訪れた老舗旅館で、人気小説家と偶然出会った女子大生2人。つかの間の休息と偶然にテンションの上がった2人だが、小説家の義理の妹が殺害され状況が一変する。造花の花冠に込められた意味を探る刑事の前に、またもメイドを連れたスーツ姿の男が現れた。
 
加速度円舞曲
海外旅行が急きょキャンセルになり、アポなしで訪ねた彼氏には浮気され、車で山道を走れば前に落石が。避けきれず追突し、立ち往生する美咲の前に通りかかった一台の車。中には巨漢の使用人と若い男が乗っていた。使用人曰く、この落石は単なる自然落石ではない。原因を探ろうと崖上の一軒家を訪ねるとそこには…
 
春の声
奈良県の山奥、とある有力者の豪邸に三人の男が集められた。目的は、いずれは有力者の跡を継ぐことになる婿選び。少々ピリついた空気

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