旅の原則は「暮六ツ泊まり七ツ立ち」

「今日の名言」は・・・
・旅の原則は「暮六ツ泊まり七ツ立ち」である。 すなわち日暮のころには宿入りし、 夜明けを待たず暗いうちに出発する(下p120)
「一路(上・下)」浅田次郎、中央公論新社 【私の評価】★★★★★(90点)
■旧暦では、日の出と日の入りの時刻を 規準時間を決めていました。
日の出が「明六つ(あけむつ)」 日の入りが「暮六つ(くれむつ)」 です。
■「明六つ」からは二時間ごとに 一刻づつ減っていき、四つの次は、 お昼となって九つとなります。
お昼の九つからも二時間ごとに 一刻づつ減っていき、 「六つ時」に日が沈みます。
■つまり、旅の原則 「暮六ツ泊まり七ツ立ち」とは、 到着が日の入り頃であり、 出発は日の出の2時間前、 午前4時頃となります。
昔の人は、 早寝早起きだったのですね。
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Source: 総合
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