我れの名はシイラカンス 三億年を生きるものなり

書評総合
本日は小泉淳作 氏の
我れの名はシイラカンス 三億年を生きるものなり
です。

本書は鎌倉・建長寺の『雲龍図』、
京都・建仁寺の『双龍図』などの
製作でしられる小泉淳作氏の自伝です。
日経新聞の「私の履歴書」で紹介され、
特に人気があったものとのことです。

小泉氏の自伝が人を勇気づける理由、
それは晩年から大きな仕事を成し遂げた
というところにあると思います。
実際、60前くらいまでは、
著者は日本画家としては鳴かず飛ばずで、
やっと世間に認められ始めたのは
60を過ぎた頃になります。
さらに、代表作『雲龍図』や『双龍図』を
はじめとする大作は70代から80代にかけての
ものなのです。
実際のところ、なかなか芽がでない中年の頃は
非常にピリピリしていて、
本人もご家族にもかなり負担がかかっていたようです。
そんな中でも、自分の道を丁寧に追い続け、
最終的に大成され、世の中に認められたという
ところが読者の心を打つのでしょう。

30、40代でやりたいことが思うようにやれない、
と悩んでいる人におすすめの一冊です。
こつこつと続けていけば、何歳からでも勝負できると
勇気をもらうことができるでしょう。

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Source: 理系

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