『おばけと友だちになる方法』(福音館書店) – 著者: レベッカ・グリーン – 岸本 佐知子による自著解説

書評総合

『おばけと友だちになる方法』(福音館書店)著者:レベッカ・グリーン
Amazon |
honto |
その他の書店
『おばけと友だちになる方法』は、おばけと「運よく」出会ってしまった人のために、おばけとのつきあい方を「取扱説明書」形式でユーモラスに指南する、カナダ発の絵本。訳を手がけた翻訳者の岸本佐知子さんが、西洋と東洋のおばけのイメージの違いや、絵本に登場するおばけの魅力について、たっぷりと語ってくださいました。
おばけとマシュマロ岸本佐知子
たぶんこれを読んでいるみなさんの多くはまだ生まれていないぐらいの大昔、『オレたちひょうきん族』というお笑い番組があって、そこでマイケル・ジャクソンの「スリラー」のMVのパロディをやったことがあった。本家の「スリラー」は、ゾンビに扮したマイケルが大勢のゾンビたちとキレのある群舞をするのが最高だったのだけれど、『ひょうきん族』ではそれを日本のおばけに置き換えて、完コピしてみせた。一つ目小僧やろくろっ首や雪女やからかさお化けが、本家顔負けのキレッキレのダンスをするのが本当におかしくて、腹がよじれるほど笑ったのだけれど、あれはたぶん西洋と東洋の「おばけ」のイメージの落差が笑いを生んでいたのだ。日本の伝統のおばけたちは、なんとなく湿気が多くて、関わるとあとあと面倒そうなのが多いけれど、西洋のおばけはどこか湿度低めで(口から変な汁は垂れているけれど)、怖いなりに、なんとなく人間の理屈が通じそうな気がする。ハロウィンが、死者がよみがえるお祭りなのにあんなに楽しそうな理由も、きっとそのへんにあるのだろう。テーマカラーはオレンジ、紫、黒。カボチャにコ

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました