『狂狗集 Mad Dog Riprap』(左右社) – 著者: 管 啓次郎 – 陣野 俊史による書評

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『狂狗集 Mad Dog Riprap』(左右社)著者:管 啓次郎
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犬目線、世界切り取る一行詩
比較文学者で詩人の管啓次郎さんが句集を出した。しかし、これは「句」集なのかどうか、通読したいまも自信はない。句、というより「一行詩」なんだろう、たぶん。短い、とても短い一行に詩のエッセンスを凝縮する。どうやって?そこで管さんが借りたのが犬の目線だ。大地をうろつき、世界を移動する犬(まさしく狂った狗さながら)が吐き出す言葉のみずみずしさ。〈迂回せよ牛と見し世は泥の河〉〈犬と走らういつもの街路のパルクール〉こんな感じ。世界を切り取る鋭い視線が、詩の言葉となって、ここにある。【初出メディア】日本経済新聞 2019年10月24日http://www.nikkei.com/
Source: allreeviws

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