「仕掛ける力: 売れる広報の鉄則」三井 智子

ビジネス書の書評と感想


【私の評価】★★★★☆(84点)

要約と感想レビュー
 今はなきプランタン銀座の広報として、自ら企画をメディアに売り込んでいたという三井(みい)さんの一冊です。驚いたのは、ティラミスもナタデココもベルギーワッフルもプランタン銀座のデパ地下が火付け役だったということです。

 デパ地下のデザート部門と広報とマスコミが連動してブームを仕掛けるのです。そして、もっとも効果があったのは「福袋」で、「福袋」を作っている裏側をテレビに取材させることで、6000人がプランタン銀座の前に行列になったということです。

・銀座「デパ地下」の火付け役・・・
 1991年 ティラミス・・・
 1993年 ナタデココ・・・
 1995年 カヌレ・・・
 1996年 ベルギーワッフル・・・(p26)

 興味深いのはメディアに取り上げてもらうコツは、自分の会社の情報だけでなく、他社を含めて3つ以上の理由をプレスリリースに含めることです。例えば、ムーミン展を広報するなら、埼玉に「ムーミンバレーパーク」がオープンすること、ちびのミイが人気であること、という2つの情報をプラスして、3つの情報としてプレスするのです。

 こうしたネタが3つがあると、マスコミはそれが流行しているというストーリーを作りやすく、ニュースにしやすいわけです。よく角度をつけたり、結論ありきの取材をするマスコミが多いのですが、こうしたブームを作り上げるのが、職場での日常だからなのでしょう。

・「なぜ今ムーミンなの?ミイなの?」・・・メディアの方からよく問われる言葉です(p42)

 流行を作り出す裏の社会を見てし

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