『[図説]100のトピックでたどる月と人の歴史と物語』(原書房) – 著者: デイヴィッド・ウォームフラッシュ – デイヴィッド・ウォームフラッシュによる前書き

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『[図説]100のトピックでたどる月と人の歴史と物語』(原書房)著者:デイヴィッド・ウォームフラッシュ
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月と人類の関係は45億年前から始まった。長きにわたる歴史と暦に刻まれた数々の「時」にスポットを当てて、NASAの宇宙生物学者がわかりやすく図版とともに案内した書籍『月と人の歴史と物語』よりはじめにを特別公開する。 
月の来歴をたどる
多くの人にとってNASA(アメリカ航空宇宙局)のアポロ計画のミッションといえば、月探査を意味するものだ。だがアポロは人類史を、そしてそのはるか過去からの歳月を織りなす月の歴史の一部にすぎない。本書では、45億年あまり前の月の形成にはじまり、歴史に刻まれた数々の「時」に焦点を当てながら、月の来歴をたどっていく。どの場面を取り上げるかについては、月科学にくわえ、暦や古代宗教、天文学と科学の誕生に果たした月の主な役割など、月が人類の文明に大きな影響を与えた要素や、もちろん、20世紀半ばの月探査とそこに至る数十年の技術開発に関する現在の知識や理論、仮説、考えを考慮している。こうしたテーマを研究するなかで、いくつか興味深い文化的な出会いもあった。ロケット開発の鍵を握った技術顧問を主人公とする1929年のドイツ映画、『月世界の女』(フリッツ・ラング監督)もそのひとつだった。本書を読み進めていくと、取り上げたテーマの多くがいくつかのグループに分類されることに気づくだろう。序盤は地質学的な出来事の記述となっている。次いで、月が古代文明の、特にメソポタミアとギリシアの人々に与えた影響に多くのページを割い

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