「老いの抜け道」近藤 勝重

ビジネス書の書評と感想


【私の評価】★★★★☆(82点)

要約と感想レビュー
■著者の近藤さんは
 「サンデー毎日」編集長ののときに
 胃がんで手術を受けました。

 胃がんをきかっけに海沿いの街に引っ越し、
 著者は50歳にして散歩道の樹木、
 道端の草花の美しさに気づいたという。

 お酒も辞めて、夜の盛り場に出ることも
 ほとんどなくなり、仏壇や机に花を飾り、
 朝夕に散歩をするようになったのです。

■著者のそれまでの生活は、効率化を優先する
 近道人生でした。仕事は競争であり、
 結果に一喜一憂し、無理をしていたのです。

 一歩脇道に寄って、足を止めて、道端を見ると、
 そこに大きな樹が立っていることに気づき、
 「まいったな」という言葉が出たという。

 近道ばかり走っていたので、
 こんなに美しいものが存在していることに
 気づいていなかったのです。

・人生なんて夢みたいなもんだぜ。現実(うつつ)だと思うと悔いが少しは残るけど、夢だと思えば、楽しい夢を見たとしか言えないもんな(石原裕次郎)(p53)

■確かに仕事というものは、
 資本主義という効率的な社会を作るために
 貨幣を基準に作られた人工的な
 生活様式でしかありません。

 もちろんそうした効率化した社会によって
 私達は食べ物に困ることもなく、
 ネットで娯楽を楽しみ、
 安心してベッドで寝ることができて
 いるのも事実なのです。

 50歳を超えるとそうした現実に気づき、
 自分の人生を楽しむというか、
 味わうということも一つの選択肢として
 持っておくべきなのかもしれません。

 近

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