「魔眼の匣」 今村昌弘

小説の書評と感想

その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。
人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。
彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。
外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた直後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。
さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。
前作の「屍人荘の殺人」では殺人トリックにゾンビを使うというホラーとミステリの融合みたいな作品だったけど、
今回はオカルトとミステリ 。予言から逃れようとしてに予言に嵌っていく殺人事件?
動機はすべて予言に繋がっている。
どんなことをしても避けられないのが優れた予言というものなのでしょうか。
大事件がわかっていても回避できないのであれば、M機関が予言の研究から撤退するのも致し方なし
そのもどかしさが、この物語のすべてなのかも。。。
予言を知らなければ起こらなかった殺人事件なのか?
何をどうしたって必ず被害者は出てしまったのか?
そう思うと謎解きもなんだかむなしい
究極、匣の中で被害者というジョーカーを押し付け合った2日間。
隠されていた弱みや積年の恨みが明らかになった後も、ぜんぜんすっきりしません
まぁまぁ楽しくは読めたのですが、
気になっていた最新刊は、もうちょっと先でいいかも

Source: 小説

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