過ぎ去った年(2020年)におくる34冊

書評総合
 「今さら何を」 という感が強いが、 せっかく書き上げたので公開することとする。未曾有の状況の中、あわただしく過ぎ去っていった去年に捧げたい本のリストである。例年通り、世間で話題の本にはそれほど拘らず、個人的に気になった・心に残った本、人に薦められた本、触れて心に残った本などを時系列で挙げる。
 ここまで書くのが遅れた主な理由としては、例によって主に私の怠惰がある。ただ一方では、新型コロナの流行によって仕事が大きく様変わりした(平たく言うと多忙になった)ということも無視できない。
 もう2021年も中盤にさしかかった今、むしろ急ぐ必要もあるまいと半ば開き直った気持ちで、今回は月毎に、当時の世の中と私をめぐる簡単な記載も書き留めてみよう。では、2020年1月から。
1月(3冊)
 2020年の年明けの頃は、まだ新型コロナも「外国の話」という雰囲気が漂っていた。私もまた、仕事の準備やら何やらで忙しく、コロナについては頭の片隅にある程度だったと記憶している。しかし、ほどなくヒト‐ヒト感染が確認され、国内でも感染者が出始めると、社会は次第に切迫の度合いを強めていった。

感染症の日本史 (文春新書)
作者:道史, 磯田
文藝春秋
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 15~16日にかけて、日本国内での新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された。以降、対応の拙さが目立ち(もっと巧くやれたはずだ、と今も私は思っている)、日本も他国と同様に新型コロナウイルスへの対応に苦慮していくこととなる。 上掲の1冊は、2020年12月30日に、菅義偉首相が年末年始に“勉強”するために購入したと報じられた新書であ

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