突き抜けるまで問い続けろ

書評総合
課題発見力こそ、企業の競争力である
2009年4月に創業し、それまでは求人広告や人材紹介会社を利用するしか選択肢のなかった中途採用の世界を、ビズリーチはガラリと変えた。インターネットを利用した従来にないビジネスモデルで転職市場に新たな風穴を開け、「企業の人材探し」と「求職者の仕事探し」の選択肢を大きく広げた。
このサービスが誕生するきっかけとなったのは、創業者の南壮一郎が立てた次のような問いだ。
「働き方の選択肢と可能性を広げるには、どうすればいいのか」
 
ビズリーチは人材サービスだが、南はそれまで人材業界で働いた経験はない。「その業界で働いていたから」という自分の経験や知見は、事業の立ち上げにはほとんど影響を与えない。その代わり、自分の中で構築した事業立ち上げの「成功パターン」を忠実に踏襲する。どんな業種やサービスであっても、自分の成功哲学に当てはめて考えていく。現場を訪れ、当事者にインタビューし、吟味した上でパターンにピタリとはまるものしか手掛けない。
 
南の立ち上げた事業はいずれも、その時々の経済情勢や技術の変化に対する自分の問題意識が起点になっている。「社会の課題を解決するには何をすべきか」をあらゆる角度から、常に探し続けている。
 
問いを立てるフレームワーク
南は、課題発見の方法をすべて自分で編み出していったわけではない。様々な経営者との交流によって課題発見力を磨いてきた。中でも大きな影響を受けたのが、楽天イーグルス時代に薫陶を受けた楽天グループ代表の三木谷浩史、USEN -NEXTホールディングス副社長の島田亨、ヤフーCOOの小澤

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