「入社3年目からの問題解決」小川 仁志

ビジネス書の書評と感想


【私の評価】★★★☆☆(76点)

内容と感想
■問題解決、コンサルタント向けの本かと
 思って手にしましたが、アイデアや
 解決法を発想するための方法が
 説明されていました。

 関係するデータを集めたり、
 付箋紙にアイデアを書いたり、
 グループで模造紙に書き込んだり。

 そしてアイデアを整理して、
 構造化したり抽象化して、
 3つにまとめてみたりする。

 当たり前のアイデア出しですが、
 著者は哲学を研究しているせいか
 何でもかんでも哲学に
 関係させていくのです。

・オーストリア出身の哲学者ウィトゲンシュタインは、頭を整理するために家を設計したといいます・・・なんでも建築物に見立てることで、構造のしっかりした思考ができる(p74)

■面白いのは無理やり感がありながらも
 哲学者の思考と組み合わせて
 発想法を説明できているところ。

 例えば、グループで模造紙にアイデアを
 書いていくブレインストーミングは、
 イギリスの哲学者ジョン・ロックが
 タブラ・ラサと呼んだ心の白紙似ている。

 また、ビジュアル化、図解については
 哲学者フュームが人間は「知覚の束」
 と定義したこととぴったり一致する。

 現代の発送法と先人の哲学の共通点が
 示されると新鮮な感覚です。

・フーコーは、権力の恐ろしさを暴いてきた・・・囚人たちは終始監視されていると思い込み、自分を律するようになる・・IoTのおかげで、私たちの生活がすべて管理されていく(p57)

■アイデアとは既存のアイデアの
 組み合わせであると言われます。

 その組み

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