東京すみっこごはん5 最終巻 レシピノートは永遠に 感想

小説の書評と感想
しんどい。しんどい最終巻。『東京すみっこごはん  レシピノートは永遠に』爺ちゃんと孫娘……『3月のライオン』でこんな情景が描かれたら嫌だなあと思った。ズルいよね。とくにじいちゃんの独白部分。こんなの涙腺の蛇口壊れるに決まってる。泣いたさ。そりゃも目がぽんぽんに腫れるくらい泣いた。感動したかしなかったかでいえば、した。めっちゃ泣いたもん。だけど、作品としては1巻2巻のほうが好き。それも間違いない。4巻で感じたイヤなところが続いていて、わたしとしてはガッカリでした。好みの問題かもしれないけどね。何かというと逃げ出す楓に違和感がある。 実父譲りなのか。「あー あー 見えない 見たくない 聞こえない聞きたくない」が続きすぎて(泣きまくりながらだけども)鼻白む。楓、そんなだったっけ?将来の夢がそのまんまなのも退屈な選択だと感じた。 意識たかーい。すみっこごはんは素敵な場所だしいつまでも続いて欲しいけど、由佳さんはもっと自由に、渋柿みたいに自由になって欲しかったんじゃないか。楓自身が考えて見つけた自由な選択なのだとわかっていても、晴れやかな気持ちにはなれない。違う道に視野を広げてくれてたらと思ってしまう。すみっこレギュラーメンバーそれぞれの明日、じいちゃんのこと、瑛太との再会。とてもきれいに風呂敷が畳まれた。きれいすぎて、なんだかな、と思う。 瑛太も物分かりよくすくすく育ったよね。いやいいんだけどさ。贅沢な不満だけれども、すみっこごはんには違うものを求めていたから。こんな大仰な‘感動’はいらなかった。ささやかであたたかくてちょっぴりツンとくるような、

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