『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』(祥伝社) – 著者: 鹿島 茂,出口 治明,成毛 眞,楠木 建,内田 樹,磯田 道史,高橋 源一郎 – 鹿島 茂による前書き

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『この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ』(祥伝社)著者:鹿島 茂,出口 治明,成毛 眞,楠木 建,内田 樹,磯田 道史,高橋 源一郎
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「本の消費財化」を食い止めるために
私は2017年の7月から、新聞、週刊誌、月刊誌などの活字メディアに発表された書評を再録するインターネット無料書評閲覧サイト「ALL REVIEWS」を運営しています。創設の動機の一つは、遠い将来、紙の本というものが一切、出版されなくなり、古本として残された本も廃棄される運命にあるのではないかと強く危惧したことにあります。これまでに出版された本は無限にありますから、デジタル情報として残すべき価値のある本と、それ以外の本をトリアージ(命の選別)にかけなければならない日がくることは目に見えています。そのトリアージの際、デジタル情報として、ある本の書評が残っていれば、その本は保存すべき価値のあるものと認められて救われることになるでしょう。しかし、反対に書評がいっさいなければ(あるいは書評が書かれていても、それが発見できなければ)、その本は価値を認められずに永遠に忘却の淵に沈んでしまうに違いありません。実際、文学賞や学芸賞の一次選考では、書評のあるなしがふるい落としの基準になっているのです。ところで、書評というものは新聞、週刊誌、月刊誌などのジャーナリズムが生存媒体ですから、本よりも消滅するのは早く、いざデジタル化しようと思ってもすでにどこにもなくなっていることが少なくありません。ならば、その消滅が訪れるよりも早く、危機感をもって書評のデジタル化を進めなけれ

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