『図説 世界地下名所百科:イスタンブールの沈没宮殿、メキシコの麻薬密輸トンネルから首都圏外郭放水路まで』(原書房) – 著者: クリス・フィッチ – クリス・フィッチによる前書き

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『図説 世界地下名所百科:イスタンブールの沈没宮殿、メキシコの麻薬密輸トンネルから首都圏外郭放水路まで』(原書房)著者:クリス・フィッチ
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見えない場所に広がる驚きの空間……人間はなぜか「地下」に魅了されます。地下を行くツアーはすでに定番の観光コースです。最近出版された『図説 世界地下名所百科』は、世界の地下の名所を紹介する超マニアックな本。カッパドキアの人々が戦乱をさけてつくりあげたトンネル都市、メキシコとアメリカの間にある麻薬密輸のトンネル、「地下神殿」こと首都圏外郭放水路など、世界中の地下の魅力的な名所のなりたちを、写真、地図を添えて解説しています。本書の「まえがき」を公開します。
見えない世界の驚愕の名所の数々
1691年、肩まで髪を伸ばした若き物理学者が、王立学会である発表を行った。科学が飛躍的な進歩を遂げた17世紀の水準からしても、非常に驚異的な内容だった。それまで科学界は、地球の磁場が予測不可能であること、地球の極が時間とともに変化し続けることに困惑していた。かの有名な彗星にその名を残すエドモンド・ハレーにとって、この難題の答えは単純なものだった。この星の中には、それぞれが重力によって分かれている同心円状のひと続きの内なる世界があるに違いない。したがって、我々が立っている地面は、簡単に言えば厚さ800キロメートル(500マイル)の最も外側の層であり、内なる世界の動きが磁場を狂わせ続けているのだ。さらにハレーは、これらの世界には生き物が棲息し、未知の地下の光がそこを照らしていて、北のオーロ

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