『ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語』(毎日新聞出版) – 著者: – エドガー・アラン・ポーによる本文抜粋

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『ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語』(毎日新聞出版)
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本書は「ひきこもり」をテーマに、小説、詩、マンガなどさまざまなジャンルの作品を集めたアンソロジーです。コロナ禍で外出自粛が呼びかけられる現在、ひきこもりは誰にとっても他人事ではない、切実な問題となりました。本書には、古今東西のひきこもった人びとの生活、心理、思考が描かれています。彼らの姿が今ほどリアルに迫ってくるときはありません。ここでは、編者による「館長からのご挨拶」と収録作品「赤い死の仮面」の一部をご紹介します。
「ひきこもり図書館 館長からのご挨拶」
この図書館の目的は、ひきこもりを肯定することでも、否定することでもありません。ただ、ひきこもることで、人はさまざまなことに気づきます。心にも身体にもさまざまな変化が起きます。そのことを文学は見逃さずに描いています。その成果をひとつに集めたいと思いました。私自身、十三年間、ひきこもり生活を送りました。その間、いろいろな本を読みました。その中には、自分がひきこもり生活の中で感じた、さまざまな思い、切実なんだけど、もやもやしてうまく言葉にできない思いが、見事に描かれていました。それを読むことは、私にとって、大きな救いでした。どの作品も、体験を凝縮した結晶のような素晴らしいものばかりです。ひきこもったことのある方もない方も、ぜひお読みください。
感染を避けるためのひきこもり――「赤い死の仮面」(エドガー・アラン・ポー)より
すでに長い間、〈赤い死〉が国じゅうを荒らし回っていた。これほどに確実な死をもたらす

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