「ドナルド・キーンの東京下町日記」ドナルド・キーン

ビジネス書の書評と感想


【私の評価】★★★★☆(81点)

内容と感想
■2年前に亡くなった日本文学者
 ドナルド・キーン(怒鳴門鬼韻)さんの
 本があったので手にしてみました。

 日記なので、重複があるものの
 なぜ日本に興味を持ったのか、
 なぜ日本が好きなのか、
 よくわかります。

 アメリカ海軍の日本語通訳官として
 働いていたとき、日本軍人の
 日記を読んで、その苦しみ、
 家族と故郷への純粋な思いに衝撃を受け、
 戦争に勝つべきは日本ではないのか
 とさえ思ったという。

 その後、大学で日本の研究を続け、
 2011年震災後には
 日本国籍を取得しています。
 2019年97歳で没しました。

・米兵は日記を書くことを禁じられていた。日記が敵に渡れば、軍事情報が漏れるかもしれないからだ。逆に、日本兵には、書くことが義務付けられた。日記は上官が検閲して、兵士の愛国心を確認する手段だったという・・・最後の苦悩、家族への思い、望郷の念。私は耐えられないほど胸を打たれた(p105)

■驚くのはドナルド・キーンさんの
 三島由紀夫との交流でしょう。
 親友と表現できるほど交流し、
 頻繁に手紙をやりとりしていました。

 1968年のノーベル賞は川端康成が受賞
 していますが、この受賞が三島由紀夫の
 自衛隊での割腹自決に少なからず
 影響を与えていたという。

 三島由紀夫の自殺する直前に書かれた
 手紙を受けとっており、
 「魅死魔幽鬼夫(みしまゆきお)」
 というドナルド・キーンさんの
 当て字のとおりになったと
 書いてあったという。

・三島とは、手紙で頻

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