『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』行間に立ち上る、人々の暮らしの息遣い

書評総合
本書は、高度経済成長とともに隆盛を極め、やがて衰退していく歴史を100年遡り、戦前の個人間金融が活発だった頃から紐解く。セイフティネットが格段に乏しかった戦前期の日本では、個人間で金の貸し借りをしてしのぐことが多かったが、その多くは親しい間柄であってもしっかりと金利を取っていたのだという。人の「絆」という名の「しがらみ」が担保であるとでもいおうか。そうした時代に金融技術を鍛えたものたちが、やがてサラ金を操業していくのである。
Source: HONZ

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました