リープフロッグ 逆転勝ちの経済学

書評総合
リープフロッグ 逆転勝ちの経済学 (文春新書)満足度★★★★ 付箋数:26 posted with ヨメレバ野口 悠紀雄 文藝春秋 2020年12月17日頃楽天ブックス楽天koboAmazonKindle中国では、電子マネーが非常に広い範囲で使われています。「日本だって」と思うかもしれませんが、中国とは比べ物になりません。アリペイやWeChat(ウィーチャット)の利用者はそれぞれ10億人を突破。屋台の支払いもアリペイ、道端の物乞いもアリペイ、子供に小遣いをあげるのもアリペイ。旅行者も電子マネーを使わないと買い物さえできません。更に、中国の電子マネーは、国内だけでなく、東南アジア諸国でも使われるようになりました。技術の面でも、QRコード決済から、次の段階の「顔認証」に進みつつあります。スマホを取り出さなくても、カメラに顔を向ければ支払いができ、これで店舗の無人化も可能となります。中国の電子マネーは、日本より何段階も先を行くだけでなく、世界でも最先端を行っています。なぜ、中国の電子マネーはこのように発達したのか?その理由は、中国の「銀行システム」が未発達だったから。他の先進国では、電子マネーの前の段階で、現金はATMから引き出し、買い物の際にはクレジットカードが利用されていました。企業では小切手や口座振替が利用されます。しかし、これらの決済手段は「銀行」口座があるからこそ成立する仕組みです。しかし、中国では中央銀行券も偽札が横行する状態で、人々はキャッシュさえ信用しない状態でした。そこに電子マネーという新しい技術が登場しました。そのため中国では、小切手やクレジットカード、口座振替、

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