中島京子「夢見る帝国図書館」を読む

小説の書評と感想
 和田たんぽぽ読書会の2月読書会の課題図書、中島京子「夢見る帝国図書館」を読み了える。 僕は読書会を10月、11月と休み、1月例会も退院1週間の診察があり、参加できなかった。ブログには、昨年12月例会の記事が残っている。
 2月課題図書は、中島京子の長編小説「夢見る帝国図書館」である。 文藝春秋・刊、2019年7刷。404ページ。 駆け出しの作家の「わたし」が喜和子さんと交流する話に、帝国図書館の歴史が挟まるのだが、同時代のパラレルワールドではなく、戦後焼け跡からの喜和子さんの物語が会話の多い文章体で、明治からの帝国図書館の物語がやや講談調で語られ、すっきりなじまない。末尾で、帝国図書館と喜和子さんの物語は結び付き、見事ではある。

Source: 小説

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