歌誌「覇王樹三重」No.126を読む

小説の書評と感想
 結社誌「覇王樹」の顧問・橋本俊明さんが贈ってくださった、歌誌「覇王樹三重」No.126を読み了える。 受贈は、昨年12月17日の記事、届いた3冊を紹介する(9)にアップした。同No.125の感想へ、リンクを貼ってある。 「覇王樹三重」No.126は、2020年9月30日、覇王樹三重支社・刊、44ページ。 橋本俊明さんは、「大逆事件と橋田東聲」と題して、「覇王樹」創刊者の橋田東聲が、幸徳秋水の母親に宛てた手紙、受刑者の歌を褒めた文章を取り上げ、解釈している。 9名が数十首ずつ寄せている。調べがなめらかである。僕の句割れ・句跨り、記号の使用などの歌では、馴染まないだろう。 「覇王樹」本誌以外に作品発表の場を持つ事は良い事だろう。 僕はもう1つのブログ「新サスケと短歌と詩」で、毎日、創作日時と遅れながら、短歌発表の場を(pv数はともかく)持ち、発表意欲は充足している。
 以下に7首を引く。廃業を決めてしまえば工場の機械工具は鉄の塊(N・和子)眼裏に今日の自分を予習するしくじり多きをなくするために(T・好)一時は百戸ほどの村と言ふ細々と農に就き来し語る(U・安世)才媛だったあなたが歌を忘れしとう五月・風の便りが届く(N・清子)杖の身に傘差し呉るる介護士の左半身打つ雨しぶき(O・孝一)弁解はすまじと決めてこれ以上細くならない月を見ている(K・恵美)アンパンマンお散歩買物籠さげて曾孫の相手を婆は楽しむ(A・つる子)

Source: 小説

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