「人気NO.1予備校講師が実践! 「また会いたい」と思われる話し方」犬塚壮志

【私の評価】★★★★☆(88点)
内容と感想
■予備校講師が、聞き手に良い印象を
与え、口コミを発生させる話し方を
教えてくれます。
予備校講師といえば、学生に
ガチンコで評価される立場。
評判が悪ければ、すぐにクビに
なってしまいます。
著者は予備校講師になりたての頃は、
生徒から辛辣なフィードバックを
もらい、先輩講師を研究したという。
・生徒からの受講後アンケートで「生徒に媚を売っているみたいで、なんかイヤ」「授業に関係ない話はすんな」という辛辣なコメントをもらった・・・ようやく「話すときには、聞き手が何を聞きたいか、知りたいかが最も重要だ」と気づくことができたのです(p6)
■結論から言えば、
先輩講師は生徒が求めることを
話していたというのです。
それは講義の内容で合格できること。
入試の出題傾向を分析した内容であること。
講師も元受験生であり、共に戦うこと。
つまり、聞き手の心を動かし、
内容に実利があることを
明確に伝えていたのです。
・生徒に伝えていたのは、3点です・・・これから自分が行う講義は、志望校に合格するために必要な点が取れる内容である・・・過去の入試の出題傾向を分析・・講師である自分もかつては受験生で、不安や苛立ちの多い1年を共に歩むパートナーであること(p42)
■私がドキリとしたのは、
「自信を持ったときに失言して
失敗する」という失敗パターンです。
特に、コミュニティ以外の人とは
人間関係が構築されていませんので
気が緩んでいると失言する可能性が
非常に
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