「その仕事、全部やめてみよう」小野 和俊

ビジネス書の書評と感想


【私の評価】★★★★★(91点)

内容と感想
■ベンチャーソフトウェア会社から
 資本提携によりセゾン情報システムズ
 取締役CTOとなった著者の仕事の流儀です。

 やはりベンチャー企業と大企業とでは
 仕事のやり方が違います。多くの場合、
 二つの文化が対立し、精神的にも
 物理的にも対立することが多い。

 著者の場合はうまくいっているようですが、
 そのコツは相手のよさを理解するよう
 努めることだという。

 当たり前のように聞こえますが、
 その当たり前が難しいのでしょう。

・人体における免疫系の作用と同様に、大企業はその複雑な機構をすこやかに保つために異物を排除しやすい。しかし、異物に見えるものが「とり入れるべきもの」であるときはどうすればいいのか(p8)

■たとえば、ブロックチェーンの勉強会では
 実際に社員を集め、スマホにウォレットを
 インストールしてもらいビットコインを
 送金しました。

 なんだビットコインできるじゃないか。
 やってみて興味を持った部下が
 自ら勉強会に参加したり、
 プロジェクトが始まったりしたという。

 ビットコインを体験したことによる
 社員の発見や喜びが、やる気を
 引き出したのです。

 つまり、部下の理解と納得と共感を
 いかに引き出すのか、
 工夫が必要だということなのでしょう。

・新しい企画やまだ見ぬ将来について話すときは、参加者が共感できる事実から話す。そうでないと、「地に足がついている感」がなくなり、話を聞いてもらえなくなる(p41)

■安定性と品質重視の大企業と、
 アイ

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