薔薇を拒む 近藤史恵

小説の書評と感想
桃子をずっとグレートピレネーズのイメージで読んでいた。グレートピレネーズ  グレートデーン 桃子はグレートデーン。グレートデーンはコッチね。(桃子は白犬だけど)『薔薇を拒む』まさにゴシックロマンスなお伽話。古き良き少女小説のような、くすぐったくなるほど浪漫の香り漂う物語。資産家の光林所有の館は山奥の湖に面し、そこには血の繋がらない美しい母娘と彼女たちに仕える美しい男たち、控えめで忠実な女たちがいる。そこに訪れたのは陰惨な過去をもつ容姿端麗な美少年ふたり。偽りの幸福の陰に悪意が隠されている……うーん、耽美!耽美がくるりと輪を描くぅ〜舞台設定と萌え萌えしい登場人物を愛でるタイプの小説で、ミステリーと評すには無理があると思う。湖の真ん中に他殺死体が浮かんでるんだからミステリーと言えば言えるのか。犯人は……現世と隔絶されたこの屋敷に居た人間?ポツンと一軒家な立地、スマホもインターネットも使えない環境。そりゃあまあ、推理小説としては鉄板の設定だけども。殺人事件さえ起こればそれでいいのかー!あいつが犯人かよ、っていう。というか、犯人を知りたいとか謎を解きたいっていう雰囲気じゃなかったからなあ。わたしは好きだけどね!ラストのオチもアホっぽくて好き。昭和の少女漫画(ゴシックホラー)なかんじ。宮脇明子とか曽根まさことか菊川近子とかわたなべまさことか、あの感じ、わかるかなー!!人気ブログランキング    にほんブログ村       
Source: 小説

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