新種の発見-見つけ、名づけ、系統づける動物分類学

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新種の発見-見つけ、名づけ、系統づける動物分類学 (中公新書 2589)満足度★★★★ 付箋数:25 posted with ヨメレバ岡西 政典 中央公論新社 2020年04月21日楽天ブックス楽天koboAmazonKindleある研究者が「新種を発見しました!」と言ったとすると、あなたはどんな印象を持ちますか?これまで知られていなかった生物を発見したのですから、「すごい!」と思うのが普通でしょう。確かに新種の発見は「すごい!」ことに違いありませんが、実はそれほど珍しいことではありません。 「新種は毎日のように発見されており、 そのペースは近年では1年に2万種近く とも言われている。 生物に名前を付ける方法が確立した のは1700年代中ごろ。それから250年 ほど経過し、大空を無人撮影機が 飛び交い、水深1万メートルを超える 深海まで無人探査機がたどり着ける ほどに科学は発達したが、新種が 発見されるペースは一向に落ちる 気配がない。」現在、地球上で名前が付けられている生物は180万種以上あります。その一方で、未知種の数はその倍以上とも、1億種以上とも言われています。今後もしばらくは、新種は毎日のように発見される状況が続きそうです。では、あなたが新種を発見したらどうしますか?こう聞かれると、マスコミに発表する、ブログに書く、SNSに発表するなどの方法を想像するかもしれません。しかし、実際はそんなに簡単なものではありません。なぜなら、新種を見つけることができたとしても、それが新種であると気づくこと自体が難しいから。私たちが未知の種に偶然出会っても、多くの場合、それが新種だと気づ

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