心と時間の不思議に迫る『心にとって時間とは何か』

書評総合
時間は、過去→現在→未来の順に流れており、わたしが「いま」だと感じているものは、現在のことだと思っていた。だが、この実験をやってみると、疑わしく見えてくる。[from Michael’s   Visual Phenomena & Optical Illusions](上手く表示されない場合は、上記のURLから参照して欲しい)赤い丸と青い丸が交互に点滅しているのを見るだけ。パラメータを変えると、赤丸から青丸に向かって、丸が移動しているように感じられる(私は preamble = 1000, disk = 80, inter-disk = 100にしたが、人によって微妙な調整が必要かも)。問題はここから。タイミングを変えることで、赤丸から青丸に移動する途中で、丸の色が赤から青に変わっているように見える。まだ青を見ていないにも関わらず、未来に見えるはずの青を感じているように思われる。なお、直前に見た青から、色の変化を予想しているわけはないらしい(色変化をランダムにしても同様の結果になるという)。心にとって時間とは何かつまり、途中での色変化(赤→青)を見ているとき、すでに青の情報を受け取っているということになる。そして、その情報を踏まえたうえで、色変化の映像を作り上げた、と考えるしかない。現在の中には、未来も含まれているのだ。わたしが「いま」のものだとして見ているものなのに、未来も視ている感覚になる。「いま」とわたしが言うとき、その一瞬を物理的にスライスした世界を知覚するのではなく、ある程度の時間的な幅をもった物理的世界の情報を元に構成されている。すなわち、既に体験した現象と、

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました