「起業の着眼点」邱永漢

ビジネス書の書評と感想


【私の評価】★★★★☆(83点)

■商売の神さま・・
 邱永漢先生の2006年の一冊です。
 リーマンショック前ですね。

 起業が趣味のような人ですから、
 そのアドバイスは
 核心を突いています。

 貯金して信用とネタ銭を作る。
 儲かる商売を選ぶ。
 全国、世界の同業に学ぶ。
 最初は手形は振り出さない。

 起業とは、失敗と隣り合わせの
 弱肉強食の世界ですから
 それなりの覚悟が必要なのです。

・はじめてやったことがすんなり成功して成功者の仲間に入った人など皆無といってよいでしょう。大抵の人が失敗のくりかえしだし、本当にやりたいと思ったことでは失敗して、思ってもいなかったことで栄冠を勝ち得ています・・・失敗を怖れていたら成功にまで辿りつくことはないのです(p120)

■面白いのは、2006年の本ですので
 邱先生の未来を予見する力を
 確認できるところでしょう。

 時代は成熟社会となり、
 デパートは右肩下がりで、
 ユニクロ・ドンキホーテが勃興し、
 最終的には小さな個性的な店が
 増えてくるだろうと予言しています。

 ちょうど楽天やライブドアが
 球団オーナーになろうかという時期で
 インターネットによって時代が
 変わっていくだろうことも書いています。

 さすがに2007年のiPhone発売は
 予言できなかったようですが、
 ネット時代の変化を感じていたようです。

・成熟社会は個性の主張をする時代です・・・会社を勝手に辞めても何とか食いつないでいける・・若い人はデパートの前を通りすぎて小さな店に入ってしまいます・・・そ

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