【書評:1562冊目】スピーカーズ・コーチ(グラハム・ショー)

書評総合

【話が元々うまい人は神話である】
スピーカーズ・コーチ/グラハム・ショー氏が、『スピーカーズ・コーチ』と題して、伝え方の基礎は「準備+練習+実践」だと指摘し、伝え方が上達する60の秘訣を指南する一冊。

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■書籍の紹介文

人前で話すこと。
あなたは得意ですか?苦手ですか?

 

本書は、得られる成果は伝える力に比例すると提起し、伝える力を高めるに大切なことを「60の秘訣」にして指南する一冊。

 

あなたの話に対して、聞き手が「おぉ〜」と感嘆する。
誰もがそんな自分の姿を想像したことがあるとおもいます。

 

その想像を現実のものにするための秘訣が60個にわたって示されています。
国際会議やTED、グローバル企業のプレゼンなど、多様な現場でプレゼンテーションのトレーナーをつとめてきた経験を凝縮。

 

◎アリストテレスの「説得の3要素」を活用
◎最初の30秒で関心を引きつける4つの方法
◎静かにではなく、力強く締めくくる

 

こうしたテクニックを中心に、伝え方の準備+練習+実践について満遍なく学べます。
順を追って学ぶも良し、目次をみて必要な部分だけ学ぶも良し、学びたいように学ぶことができる構成になっています。

 

話し方に自信がもてるかどうかは、仕事に人生に大きな影響を及ぼします。
にも関わらず、多くの人が「話の上手い下手は先天的なもの」と誤解をして(言い訳にして?)諦めてしまっています。

 

著者は、「話が元々うまい人は神話である」といいます。
つまり、努力を継続すれば誰でも上達することができるのです。

 

60の秘訣を学び、磨く努力を続けていきましょう。
話し方、伝わり方の深さが必ず変わっていきます。

 

◆上達を諦めるな!

スピーカーズ・コーチ
グラハム・ショー CCCメディアハウス 2019-10-31
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■【要約】15個の抜粋ポイント

人前で話すスキルの向上に時間をかけるべきだ。
目標達成に結びつくからだ。
話の達人になれば、相手の考え方を変えられるようになる。
相手を動機づけることもできるようになる。

 

十分な準備と入念な練習さえすれば、自信を持って本番に臨めるはずだ。
これこそが、見事な話の鍵なのだ。

 

見事な話をするには、常に結果を意識することだ。
そうすれば、自分が当初目指した成果を上げられたかがわかる。
準備や練習、実行についても良い判断が下せるようになる。

 

聞き手には注意を向け続けることだ。
話が、どう受け止められているかについてフィードバックが得られる。
こうすることで、問題に気づき、すぐに対処できる。

 

●話の上達の”正しい手順”
(1)プレゼンをする相手について考える
(2)結果と目的の設定する
(3)内容を構成する
(4)ビジュアル要素を考える
(5)リハーサルを繰り返しする

 

感情に訴えかけるためにもビジュアルは有効だ。
その場合は、人や場所、出来事、機械の写真など、メッセージの受容につながる感情を生み出すビジュアルを使うことだ。

 

使う時には、ポイントがある。
まず、冒頭か最後、または両方に使う時は、強力なビジュアルを使うことだ。
記憶に残りやすいからだ。
最重要メッセージを記憶に刻み込むビジュアルを使うのだ。

 

最初の30秒に「つかみ」で一気に相手を話に引き込み、自分のメッセージを強力に伝える。
インパクトを最大限に高めることができる。
ここで「つかみ」の好例を挙げる。

 

まず、興味をそそる事実や驚くべき数字を使うことだ。
相手を唖然とさせる事実を持ち出すのだ。
聞く側は、身を乗り出すようにして耳を傾けるようになるはずだ。

 

誰でも話しをする時には緊張するものだ。
それを緩和するのが練習だ。
練習は、自分に一番合う方法を見極めるべきだ。
話の内容や状況によって、やり方も異なってくる。

 

コミュニケーションは「言葉」、声のトーンや抑揚、スピード、大きさなど「質感」、身ぶりや表情、姿勢など「ボディランゲージ」から構成される。
これらが同調しないとメッセージが曖昧になる。

 

メッセージが曖昧になると、声とボディランゲージで判断しがちになる。
たとえば、聞き手がスマホの画面を見ながら「聞いているよ、続けて」と言えば、その言葉より行動で判断するはずだ。

 

必要のない言葉は省くことだ。
そして聞き手の誰もがわかる言葉を使うことだ。
専門語は避けるべきだ。
もちろん、聞き手が専門家なら、専門語もその場の「誰もがわかる言葉」になるかも知れない。

 

アイコンタクトでは、一人ひとりと目を合わせることだ。
ランダムに取るのだ。
特に、話の内容に関係する人と目を合わせるべきだ。
アイコンタクトの長さは直感的に判断する。

 

●ムードを高めて締めくくる3つの方法
(1)最も重要なメッセージが伝わるように念押しをすること
(2)行動を求めること
(3)行動を取ることで、どれほど広範で、深いメリットがもたらされるかを示すこと

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1562-1】十分な準備と入念な練習を怠らない

【1562-2】声とボディランゲージを同調させる

【1562-3】誰でも分かる言葉で話す

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】スピーカーズ・コーチ
【著者名】グラハム・ショー
出版社CCCメディアハウス
【出版日】2019/10/31
オススメ度★★★☆☆
こんな時に伝える力を身につけたいときに
キーワード話し方交渉術ことばのチカラ
【頁 数】336ページ
【目 次】
01 こう考えてみよう
02 計画を立てる
03 ビジュアルの大きな威力
04 輝きとドラマを加える
05 緊張するのは当たり前
06 何をどう言うか
07 何をどのようにするべきか
08 問いを投げかけ、質問に答え、締めくくる

 

この本が、あなたを変える!

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グラハム・ショーさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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